ダイボンディングペースト

Die Bonding Paste / Die Attach Paste

半導体パッケージングダイボンド接合材料車載対応パワーデバイス

ダイボンディングペーストとは?

ダイボンディングペーストとは、半導体チップ(ダイ)をリードフレームや基板に固着するためのペースト状接合材料です。エポキシ樹脂に銀(Ag)などの金属粒子を配合したものが主流で、電気を通す「導電タイプ」と通さない「絶縁タイプ」があります。

「導電性ペースト(回路形成用)」と混同されることがありますが、ダイボンディングペーストの主目的は電気を流すことではなく、チップを物理的に固定し、熱を逃がしながら機械的信頼性を確保することです。

焼結型ペーストとは?

近年、SiCパワーデバイスの高温・高信頼性要求に対応するため、銀(Ag)や銅(Cu)の粒子を焼結させる「焼結型ペースト」が注目されています。従来のエポキシ系と比べて熱伝導率が大幅に高く(焼結銅: 約300 W/(m·K))、EV・車載用途での採用が拡大しています。

どんな場面で使われる?

スマートフォン・PC

ICパッケージのダイボンド工程

電気自動車(EV)

SiCパワーモジュールのチップ固着

車載ECU

高信頼性が求められるパッケージ

産業用パワーデバイス

大電力・高温環境

選ぶときの主なポイント

特性説明単位
弾性率低いほど応力緩和に優れるGPa
熱伝導率高いほど放熱性に優れるW/(m·K)
接着強度(ダイシェア強度)チップの固着力MPa
硬化温度固化に必要な温度
タイプ導電タイプ / 絶縁タイプ

取り扱い主要メーカー

株式会社レゾナック

EPINAL EN-4900GC(エポキシ系)/ 焼結銅接合ペースト

低弾性・高接着力。焼結銅は熱伝導率300 W/(m·K)、SiCパワーモジュール対応、車載グレード0合格

ヘンケルジャパン株式会社取り扱い商社はこちら

Loctite ABLESTIK シリーズ

幅広い用途・グレード展開

Alpha Assembly Solutions取り扱い商社はこちら

焼結銀ペースト

加圧・無加圧焼結対応

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